ヘアカラーにともなう悩み、年齢と共に増えていませんか?
・頻繁な白髪染めによる頭皮や髪のダメージ
・化学染料によるアレルギーや刺激への懸念
・いつまで白髪染めをするのか?未来への不安や悩み
これらの悩みは、40代以上の白髪の気になる女性にとって切実悩みでが、一つの解決策としてこの記事が手助けになるはずです。
15年以上の経験を持つヘアカラー専門家として、自然で健康的なヘアカラー方法「ヘナ染め」についてお伝えします。
この記事では、ヘナ染めの基本から、白髪のなじませ方法まで詳しく解説。ヘナ染めに関する疑問を解消し、自宅で簡単に実践できるプロセスをご紹介します。
自然な材料で髪を美しく保ちたい方、頭皮に優しいケアを求める方にとって、この記事はまさに必読な記事となっています。
ヘナ染めのノウハウをわかりやすくお伝えします、ぜひ最後までご覧になってください。
ヘナ染め入門 – 髪を自然に美しく保つ方法
ヘナ染めは、ヘナという植物を使用して白髪を染める方法です。
ナチュラル志向の人に特に人気があり、頭皮と髪を守る、優しい染め方です。
ヘナ染めとは?
ヘナ染めは、ヘナの葉を粉末状にして水で溶かすことで作る、天然のヘアカラー剤です。
一般的なヘアカラーと違い、化学染料を含まず、髪を明るくする効果はないため、基本的に白髪のみ色がつきます。
そして、頭皮や髪へのトリートメント効果もあります。つまり、髪を染めると同時にケアもできるわけです。
ヘナの魅力 – 頭皮と髪に優しい
ヘナ染めの一番の魅力は、白髪を自然に染め上げながら、頭皮と髪の両方を優しくケアできる点にあります。
化学染料の使用とは異なり、ヘナ染めでは以下のようなメリットがあります。
・髪に自然なツヤをもたらします。
・髪に弾力とハリを与えます。
・頭皮の清潔感を保ち、育毛にも効果が期待できます。
定期的に使用することで、髪や頭皮の健康を徐々に改善し、トラブルを予防することができます。
≫お肌が弱い方にヘナカラーがオススメな5つ理由とメリットデメリットを解説
自宅でのヘナ染めの完全ガイド
必要な道具一覧
ヘナ染めを自宅でスタートする前に、準備する道具をチェックしましょう。
・ヘナパウダー
・混合用のボウル
・45℃くらいのお湯
・かき混ぜ用のマドラーや箸、スプーンなど
・塗布用のブラシかスポイト
・手袋
・ラップ(頭を覆うため)
・ケープ(染料が衣服につかないようにするため)
・タオル
・キッチンペーパー
・フェイスクリーム(ハンドクリームやワセリンで代用可)
・ドライヤー
これらのアイテムは、100均やドラックストアでも簡単に購入できます。
ヘナの選び方 – 品質と色
品質のポイント
最もおすすめするのは、純粋で自然な成分から作られたヘナです。添加物や化学染料が含まれていないかを確認しましょう。
色の選び方
100%天然のヘナは基本的にオレンジ色に染まります。
そのため、異なる植物染料(例えばインディゴ)を混ぜることで色合いにバリエーションを持たせています。
実際には見本よりも薄く染まることが多いので、最初は少し暗めの色を選ぶのが良いでしょう。
過去記事≫トリプルAランク!盛岡で綺麗に染まると評判のヘナ染めとは?
自宅で染める際の髪の長さとヘナの分量の目安
ショート:30~50g
ミディアム:50g~
ロング:100g~
※髪の長さに合わせて粉の量を調節してください。髪が隠れるぐらいたっぷり塗ると染まりが良くなります。
※髪を濡らすことでキューティクルが開き色の入りが良くなります。
※初めての方、髪の量が多い方は、パウダーを目安量より20g増やし、ペーストをたっぷり使用すると、塗り残しもなくきれいな染め上がりになります。
自宅で行うヘナ染めの手順
ここでは自宅でヘナを行う手順を解説していきます。
ヘナを染める前に
・使用2日前にパッチテストを行うこと。
・汚れても良い服に着替えましょう。
・汚れが気になる床や壁は新聞紙やビニールなどでカバーしておきましょう。
・フェイスラインに色が付いても数日で落ちます。気になる場合はクリーム等を塗りましょう。
・爪についた色は落ちにくいので手袋を着用してください。
事前準備する
・まずお湯で髪を濡らし、水気を軽く拭き取ります。整髪料を使用している場合は、先にシャンプーをしてください。
ヘナのペーストを作る
・45℃くらいのお湯を使い、マヨネーズのような固さのペーストを作ります。作ったらすぐに髪に塗るのがコツです。
ヘナのペーストを塗る
・生え際など、白髪が目立つ部分から塗り始め、髪を少しずつ取りながら、ペーストをたっぷりと塗り込みます。
・塗った髪は頭頂部にまとめます。
・全部塗り終えたら、頭皮から全体によくもみ込み、なじませます。
・生え際やこめかみなど白髪の目立つ部分は、キッチンペーパーで軽く押さえます。
保温して放置する
・ヘナを塗った髪にラップをぴったりと巻き、乾燥や液だれを防ぎます。
・ドライヤーで2~3分加温し、その後保温性の高いキャップやタオルを被ります。
・40分から1時間程度放置します。
洗い流す
・寒い時期は室温が低いと色が入りづらいので、温かい部屋で過ごしましょう。
・染め当日はお湯だけで洗髪し、シャンプーやコンディショナーは翌日から使います。
・染めた後、色みが徐々に落ち着きます。
ヘナ染めのQ&A – よくある質問にお答えします
4.1. ヘナ染めの持続性はどのくらい?
ヘナ染めの持続性は、平均で1か月程度です。
使うほどに髪の質感が良くなり、色も自然に見えるようになるため、定期的な使用がおすすめです。
4.2. ヘナを塗ったまま放置していい時間は?
1時間~3時間までにしましょう。放置しすぎるとかゆみや頭痛の原因につながることがあります。天然物といっても使い方によってトラブルがでる場合があります。
6. まとめ
このブログで、ヘナ染めの基本から使用手順までを簡単にご紹介しました。ヘナ染めの魅力をまとめるとこんな感じです。
ヘナ染めは、髪や頭皮にやさしく、髪色も長持ちする自然由来のヘアカラーです。
- 天然成分だから、頭皮や髪へのダメージが少ない
ヘナ染めは、天然の植物であるヘナの葉を粉末にしたもので、化学染料は一切使用されていません。
そのため、頭皮や髪に刺激を与えることが少なく、敏感肌の方でも安心して使用できます。
- 丁寧な手順で、美しい髪色を長持ちさせる
ヘナ染めは、ペーストの準備から塗布、放置、洗い流しまで、各ステップを丁寧に行うことが大切です。
ペーストは、ヘナと水を混ぜて作りますが、ヘナの種類や髪質によって、配合を変えるとより美しい髪色に仕上がります。
また、塗布するときは、髪の根元から毛先まで、ムラなく塗ることがポイントです。放置時間は、髪の状態や希望の髪色によって調整します。洗い流すときは、シャンプーやコンディショナーでしっかりと洗い流しましょう。
- 日常のヘアケアで、美しい髪色をキープ
ヘナ染めは、持続性も良く、日常のヘアケアルーティンにも簡単に取り入れられます。
シャンプーやコンディショナーの前に、ヘナペーストを塗布して放置するだけで、髪色を補充することができます。
また、ヘナ染めは、髪のハリやコシ、ツヤをアップする効果も期待できます。
ヘナ染めは、自然な美しさを保ちながら髪の健康も考える、素晴らしい選択肢です。白髪が気になり、髪や頭皮を守りたい女性に特におすすめ。
ぜひ一度、この自然派ヘアケアを試してみてくださいね。
ブルーテーフ佐藤建次